カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 02月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 09月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 03月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 04月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
9月7日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM) 徳性を養う 人間が人間を動かすことは、なかなか容易ではない。力で、あるいは理論で動かすことも、できないことではない。しかしそれでは何をやっても大きな成功は収められまい。やはり何といっても大事なのは、徳をもっていわゆる心服させるということだと思う。指導者に人から慕われるような徳があってはじめて、指導者の持つ権力その他もろもろの力も生きてくる。 だから、指導者はつとめてみずからの徳性を高めなくてはならない。力を行使しつつも、反対する者、敵対する者をみずからに同化せしめるような徳性を養うため、常に相手の心持をくみとり、自分の心をみがき高めることを怠ってはならないと思う。 筆洗 2013年9月6日筆洗(東京新聞TOKYOWeb) ▼米国の大統領は、その決断次第で、世界中の人々の運命すら変えかねない力を持つ。世界最強の軍の最高司令官でもある人物が、こう考えているとしたらどうだろうか。「大統領が行うことなら、それは不法ではない」 ▼これはニクソン元大統領が実際に口にした言葉だ。歴史的な告白を引き出したのが、先日、七十四歳で急死した英国のテレビ司会者デービッド・フロスト氏だ ▼ウォーターゲート事件で辞職した三年後に、元大統領はフロスト氏のテレビインタビューに応じる。「トークショー司会者なら与(くみ)しやすし」と考えてのことだったが、ニクソン氏は追い詰められ、ついに心情を吐露する。「私は米国民を失望させた。その重荷を一生背負っていく」 ▼その息詰まるやりとりは、四年前に公開された映画『フロスト×ニクソン』で再現されたが、真実が解き放たれる瞬間に居合わせた番組プロデューサーは「出産に立ち会ったような思い」がしたそうだ ▼そんなフロスト氏が自ら会心の出来と考えていたのは、ジョン・レノンにこう迫ったインタビューだという。「ヒトラーがチェコに進軍した時に人々が『平和と愛を』と言ったとしても、何も変わらなかったのでは?」 ▼ジョンは答えた。「うん、でもヒトラーがこの世に生を受けた瞬間から、みんなが彼に『平和と愛を』と言い続けていたら、どうだったろう」 2013年9月7日天声人語(OCN*朝日新聞デジタル) 天声人語 ▼二十四節気にも「格」のようなものがある。主役級は立春に立夏、立秋、立冬、さらには夏至、冬至といったところか。準主役級が大暑に大寒、啓蟄(けいちつ)は大物の助演俳優だろう。きょう7日は白露(はくろ)だが、これは風情のある名脇役を思わせる。野の草に宿る露に秋を感じる頃、である ▼こよみの上では早くも仲秋だが、実際には夏が逝(ゆ)く季節。東京から近い鎌倉の海もこの週末でシーズンを終える。〈江ノ島のやや遠のける九月かな〉。俳人中原道夫さんの一句は、にぎわいの去った浜辺を想起させる。夏の終わりの心象風景である ▼鎌倉に近い葉山に暮らした詩人、堀口大学の一節も胸に浮かぶ。つまみ食いの引用をお許しいただくとして、〈美しい瞳でしたよ 八月の海のまぶしさ……ひと夏の海水着(みずぎ)の流行(はやり) 夕空の花火のあかり……風に似て行ってしまった〉 ▼灼(や)ける太陽の下、非日常めいた休暇や避暑はさまざまなできごとを生み、特別な記憶となって胸底に沈んでいく。沈み切るまでのさざ波が、いわば晩夏の感傷なのだろう ▼白露に戻れば、この日は二百十日と二百二十日(はつか)の間にある。風雨の厄日をはさんで関東など各地で竜巻が暴れ、豪雨は道路を川にした。大気という海の底に暮らす人間、ひとたび天が牙をむけば、たちまち弱い生き物に返る ▼きのう最寄り駅までの道すがら、紫の花をつけ始めた萩(はぎ)が、露ならぬ雨滴をのせて光っていた。花の盛りの頃に降る雨を「萩散らし」などと呼ぶ。荒れず暴れずに、降ってほしい。
by nk2336nk
| 2013-09-07 06:42
|
ファン申請 |
||